合唱団と講師のプロフィール

那須野が原少年少女合唱団

2022年8月撮影

那須野が原ハーモニーホールが設置している自主講座「合唱団育成講座(少年少女の部)」の受講生からなる合唱団。

1978年に前身である西那須野少年少女合唱団が西那須野ロータリークラブによって創立され、2002年4月に那須野が原少年少女合唱団 (那須野が原ハーモニーホール合唱団育成講座 少年少女の部) となる。那須野が原ハーモニーホールを拠点として、国内外のプロのアーティストとの共演や、毎年の定期演奏会、クリスマスコンサート、地域の施設へのデリバリーコンサートなど、学校の部活動ではできないような経験をつんでいる。
練習は木曜日の18時45分から20時45分。小・中学生と、サポート役の卒団生(高校生)が集まり、学年も学校も超え、楽しく仲良く練習している。

講師

2023年8月撮影

常任指揮・指導:佐藤 綾(さとう あや)

宇都宮大学教育学部音楽科卒業、同大学院修士課程音楽教育専修演奏学科修了。二期会オペラ研修所第48期マスタークラス修了。
ピアノを川上真澄、鷺谷昌平、声楽を名倉佳子、安居史恵子、前澤悦子、武藤直美の各氏に師事。第22回ソレイユ新人オーディション(声楽部門)合格、「二期会新進演奏家の夕べ」に出演。
大学院生のとき、鷺谷昌平氏が指導する女声合唱団コール・フローレの副指揮者となり、合唱指揮を始める。
また、ヴォーカルアンサンブル Aya Concertoを立ち上げ、「聖夜に寄せる歌声」「歌のある風景」などを企画、出演。ソロ、ヴォーカルアンサンブル、女声合唱、多様な演奏形態を総合的にプロデュースするため綾声会を発足させ、演奏活動の幅を広げている。
現在、綾声会合唱団A指揮者、ヴォーカルアンサンブル Aya Concerto主宰。綾声会代表 二期会会員 ソプラノ
それぞれ個性のちがう、幅広い年代の子供たちが、一緒に歌い、一緒に感じることから生まれる素直で豊かな表現を大切にしながら、音楽作りを目指している。

ピアノ:小山 真由美(おやま まゆみ)

宇都宮市出身。
武蔵野音楽大学音楽学部音楽教育学科ピアノ専攻卒業。
ピアノを三枝千恵子、高橋恵子、石田修一、菅沼綾子、声楽を中村芳子、原口隆一、音楽美学・アートマネジメントを慶応義塾大学アートセンターに於いて美山良夫の各氏に師事。特定非営利活動法人リトミック研究センター東京校に於いて研鑽を積む。 また、女声合唱[コールルネッサ]伴奏を団活動を終えるまで務めた。
現在、大田原市にてピアノ・ソルフェージュ・リトミック教室を主宰し、個性に応じた伝わりやすく丁寧な指導や、個人の将来を見据えた指導計画に定評がある。
ピアノ伴奏では特に、アナリーゼを大切にした色彩感ある、美しい音色の追求を目指している。

ソルフェージュ指導:日高 万利子(ひだか まりこ)

東邦音楽大学音楽学部音楽学科声楽専攻卒業。
ソルフェージュを中村洋子、人見共、ピアノを村上祥子、声楽を有山静枝、佐藤綾の各氏に師事。児童合唱、女声合唱曲を中心に編曲を手がける。
ヴォーカルアンサンブル Aya Concertoメンバー、綾声会会員。
視唱、聴音、記譜法、読譜法の訓練を実践的に行い、子供達のソルフェージュ力を高め、音楽の深みや、能動的に表現する必要性を自然に感じられるよう、レッスンを行っている。

「ソルフェージュ」って…?

「音を聴きとる」「音譜を読む」「正しいリズムを刻む」ための基礎力のことで、歌を正しく歌えるようになれる、とても大切な基本だよ。ソルフェージュの指導もある子どもの合唱団は、あまり多くないんじゃないかな。