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無声映画の時代、映画館では生のピアノ演奏で音楽がつけられていました。たいてい即興で演奏されていたため、同じ映画でも毎回異なる音楽を聴くことができました。ショスタコーヴィチなど何人かの有名な作曲家は、若い頃お金を稼ぐためにこの仕事を行っていたと言われています。また、アメリカやヨーロッパでは「シネマ・オルガン」と呼ばれる楽器があり、オーケストラの響きに近い効果的な音楽を可能にしました。その後時代とともに無声映画が観られなくなっていき、この伝統は失われました。しかし、およそ20年前からオルガニストやピアニストが無声映画に音楽をつけるという催しがしばしば行われるようになっています。当ホールのオルガンでもできるはずと思いつき、1925年の無声映画「オペラ座の怪人」のためにパイプオルガンで音楽をつけて、今回皆さまにご覧いただくこととなりました。今ではなかなか経験することのできないコンサートとなっていますので、ぜひ皆さまお越しください。
ジャン=フィリップ・メルカールト
パイプオルガン:ジャン=フィリップ・メルカールト(Jean - Philippe Merckaert)
ベルギー生まれ。パリ国立高等音楽院でオルガンをオリヴィエ・ラトリー、ミシェル・ブヴァールに師事し、2005年プルミエ・プリを得て卒業。ベルギーではブリュッセルのベルギー王立音楽院にてジャン・フェラーにオルガンを師事し、2008年修士号を取得。モンス王立音楽院にてクラシック作曲法を学び、2007年修士号を取得。2007年、フライベルクにおけるジルバーマン国際オルガンコンクール第2位、2009年、ブルージュ国際古楽コンクールオルガン部門第2位受賞。2003年から1年間札幌コンサートホールKitara専属オルガニスト、2011~14年まで所沢市民文化センター ミューズ ホールオルガニストを務めた。現在、那須野が原ハーモニーホールオルガニスト、聖グレゴリオの家宗教音楽研究所講師、片倉キリストの教会オルガン教室講師。近年、オーケストラ曲の編曲にも力を入れており、様々な演奏会で好評を得ている。CDは「ヨハン・ゼバスティアン・バッハ ライプツィヒ手稿からのコラール集(2枚組)」(スイス)、「フランク、ドビュッシー、サン=サーンス オルガン編曲集」(パリ)、「シャルル=マリー・ヴィドール オルガン交響曲 第5番」(那須野が原ハーモニーホール)をリリース。
主催:公益財団法人那須野が原文化振興財団
後援:大田原市教育委員会/那須塩原市教育委員会